水仙

沢山の越前水仙に囲まれて・・・・

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◎越前水仙を語る伝説◎
美しい娘の化身
 源平相争う平安末期に、越廼村居蔵裏の山本五郎左ェ門は長男一郎太とともに郎党をひきいて、京に攻め上げる木曾義仲の軍勢に加わっていました。
 留守を守っていた次男の次郎太がある日海岸を散歩していると、波間から助けを求める声が聞こえ、必死で助けあげると、まれにみる美しい娘でした。
 次郎太と娘は日ましに親しくなり、春が過ぎ夏もおわりにちかずいたある日戦いで一本足になった一郎太が父の戦死の報とともに帰ってきました。命からがら帰ってきた一郎太は、自分の醜さも忘れ、日ごとに娘に心を奪われていきました。
 その年の冬、兄弟は娘をめぐって大暴風のなかで決闘することになってしまいました。波しぶききのなかで対決する二人の姿をみた娘は「二人の仲を悪くしたのは私が原因です」といって、荒れ狂う海に身を投げてしまいましたが、そこはくしくも助けられたときと同じ刀上海岸でした。
 翌年の春、刀上海岸にみたことのない美しい花が流れ付き、村人たちはこの花こそあの清楚で可憐な娘の化身にちがいないと海岸の丘の上に植えていつくしみました。
その年、美しい「水仙」の花が咲きました。

今から20年程前に主人の転勤で3年半福井市で暮らした。
日本海の荒波が打ち寄せる越前海岸。その海岸にせり出した山々には初雪舞い散る季節になると甘い香りと可憐な姿で咲き乱れる美しい「水仙」。寒さ厳しい日本海から吹きつける冷たい風に当たっても力強く咲いている。その光景は忘れられない。今は東京で暮らしているがこの季節になると雪の降る寒い日本海側に思いを馳せる。
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by 53sweetpea | 2008-12-11 22:33